blender内を走る地下鉄(アニメーション)

 二週間ほど前からバラが一斉に咲き始めた。地下を抜けて、高架の上を走る電車の窓から見下ろすと、フェンスに這わせたつる状の淡いピンクのバラや、オレンジ色の大輪のものまで(バラは種類が多すぎてよく分からないが)広めの庭にそれぞれ咲いている。ライラックも見つけると、グリーンゲイブルズの情景が浮かんできたり。本を読んでいるより楽しいときもある。電車賃には、外の景色を眺める料金もおそらく発生しているのだろうし。

 

地下鉄のアニメーションを作る。

地上より地下の方が、情報量が少なくて疾走感を出しやすいし、紙でできたようなモデルでもそれっぽく見える。動画では、ライトが暴れて、ホラー映画の予告みたいになってしまっているが、グラフエディターを使った車体の振動は取り敢えずのところ成功している感じ。吊り広告らしきものはクロスシュミレーション。


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車体自体は進行方向に移動させずに、外の電燈の列をマッピングのLocationの値に#frame/(値)を打ち込むことで流して、走行しているように見せている。海外の動画を眺めていたら、何気なく使われていた。この機能の汎用性はかなり高い。速度もある程度は調節できるし、他のモディファイアーと組み合わせることもできる。シェーダーエディターの底は見えない。